材料費が高騰しております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
大成パルコン様 ご住宅の防水工事 オータ防水塗装新工法 |
断熱ブロックを剥がし空いている場所に置いてある画像 このようなフェンスをエクステリア業者に脱着して頂きます
今までパルコン様の防水工事は前ページにあります方法で数十件オータ防水塗装でやってまいりました。
ところが新築から15年前後からのパルコン様ご住宅の屋上やベランダ床にあります断熱ブロックを剥がし
ますと断熱ブロック下のモルタル団子が崩れていましたり断熱ブロック下にモルタル団子がブロックに
くっついていたりで修復するのに大変手間のかかる工事でありました。
また、屋上に上記画像のようなフェンスがありますと又それを外して防水工事を行わなくてはならないので
エクステリア業者に断熱ブロック脱着工事を依頼しなければならないのです。これにもお金がかなりかかります。
およそですが、断熱ブロック面積が100㎡とフェンスなどがありますと、その脱着作業で約100万円強かかります。
よって屋上床とベランダ床にあります断熱ブロックを解体せず、断熱ブロック上から
防水工事を行う方法で
①高圧洗浄 ②洗浄後
③下地調整
下地調整は表面の割れ処理やモルタル処理に加え特に断熱ブロック廻りのモルタル処理に時間を要します。以下の写真のとおりブロック廻りをモルタルで塞ぎます。
③下地調整の後プライマー塗り
④シート貼り
⑤脱気筒の取り付け
断熱ブロックの下には雨水他の水分が残っております。よって脱気筒という水分逃がしの
煙突のようなものを取り付けます。以下の写真です。1~2年以内で水分は抜けますので
ご安心ください。
➅シート間境目にテープ貼
⑦テープの上にボンド塗り
⑧ウレタン1層目流し塗り
⑨ウレタン2層目流し塗り
⑩断熱ブロック廻り水路などはメッシュ入り(ガラス繊維)ウレタン防水2層
⑩遮熱トップコート塗り 完成です。
以上、断熱ブロック上は通気緩衝AV工法で行い、断熱ブロック廻り水路は密着SD工法で行いました。
以前の工法と比べ簡素化が出来行える事、耐久性があり頑丈で長持ちすること等がこの工法であります。
通気緩衝AV工法図
密着SD工法図
今後の防水工法は下地の状況で判断して上記の2パターンをお薦めいたします。
新築から20年の大成バルコン様のご住宅の外壁塗装工事及び屋上・ベランダの防水工事の
施工前・施工後、写真です。
施工前 施工後
施工前 施工後
施工前 施工後
施工前 施工後
施工前 施工後
施工前 施工後
施工前 施工後
以上画像の通り、大成パルコン様 防水工法は通気緩衝AV工法と密着SD工法で行い
その他、外壁塗装一階タイル部はエスケー化研製のタイルセラクリーン、二階外壁は日本ペイント製の
ファイン4Fセラミック、その他の部分塗装黒系は日本ペイント製の1液ファインフッソUV を使用いたしました。
もちろん一階タイルのシール打ち及び二階目地のシール打ちを下地調整として行っております。
以上のような概算建坪50坪 概算防水面積120㎡ 程度で、外壁に使用する材料によって異なりますが、
おおよそ240万円~300万円税込み程度にて施工できます。材料費が高騰しております。